昨年5月の『神戸大丸百貨店』のチラシより(極み黒らーめん)
TAISHOU BULLETIN NO.5
純で行こうぜ!
純で行こうぜ!
皆さん明けましておめでとうございます。
新年が明けた1月4日「みそや・堂」は「株式会社 堂」へ法人化することが出来ました。
これもひとえにお取引様、従業員の皆様の御協力の賜物と心から感謝致します。
さて、先日老舗「不二家」の食品衛生法がらみの問題が浮上しました。我々「食」に携わる者にとって許されざるべき問題だと思います。
「みそや・堂」各店においては「衛生管理士」を育成し指導するようにしておりますが、今後もほんの些細なことであっても、人が口にするものです、妥協せずに対応の程お願いします。各店 頭に於かれましてはまず、基本である従業員の服装身だしなみのチェック、店内のクリンリネス等、今一度基本に戻って管理指導のほどお願い致します。
皆様もご存知の通り、「みそや・堂」は昨年の12月15日をもって創業6年目に突入致しました。この6年の間に鹿児島市内だけでも何十件ものラーメン店が開業し、又何十件ものラーメン店が消え去っていきました。この業界は本当に過酷な世界です。味ももちろんのことですが、いくらうまくても少し手を抜くとすぐにお客様に伝わり、あっという間に業界から抹殺されてしまいます。では、なぜ「みそや・堂」がこれまで生き残ってこられたのかと考えますと、お客様とお取引様、そして仕事に対して「ピュア」であり続けたからだと思います。
それは、創業以来一日たりとも絶やすことなく火をつけ続けてきた「寸胴」が物語っていると思います。春夏秋冬を5回も経てきました。時には失敗し、涙ながらに全部捨ててやり直したこともありました。本当に悔しかった思い出です。又、私自身振り返りますと、まる5年の間通算で1年半くらいは泊り込みで愛情を持って仕込みをしてきました。このように、お客様に自分の納得した商品だけを提供していきたいという私の信念に浜田社長をはじめとする現在の「味堂会」の社長様方の共感を得、ご協力を頂き、それによってお客様のご支持を頂いて来られたのだと思います。今後も誰一人裏切ることなくこの仕事を全うしていく所存です。
「味堂会」の社長様方の好きな「石原裕次郎」の歌の歌詞に「純で行こうぜ!愛で行こうぜ!」とあります。まさしく、純愛を持って人にそして仕事に接すれば「不二家」のような事件も起こらないだろうし、世の中に蔓延る色んな不祥事や事件も起こらないだろうと確信します。
少なくとも「大将 BULLTEIN」を読んで下さっている皆さん!
これからも 「純で行こうぜ!愛で行こうぜ!」
これからも、頑張っていきます!