別庵には皆さんもご存知かと思いますが、『ハチ公』がよく来ています。
駐車場のど真ん中で昼寝をしていたり、裏の道路で昼寝をしていたりでしょっちゅう車にクラクションを鳴らされていますが、不思議と怪我をしません。
この近辺の『名物犬』です。
いつも、お取引先の『川畑社長』が何か持ってきてくれます。
で、今日は、珍しい物を持ってきてくださいました。
こんな感じです。最初、焼き芋かと思いましたが
ヤーコンという野菜だそうです。
で、調べました。
ヤーコンは中南米アンデス高地原産のキク科の根菜です。インカ帝国の昔から、果物のような野菜として親しまれていたそうです。ご存知のとおり、アンデス地方は世界でも有数の長寿国です。そんな現地の方が食しているのがこのヤーコン。
日本には、昭和60年(1985年)に伝わりましたが、当初は、その栄養成分が分からず、一度は忘れ去られましたが、地道な研究の結果、“オリゴ糖の塊のようなお芋”ということが発見され、それが飛躍のきっかけとなりました。
「キク科の植物なのにいも?」
そう、そしてヤーコンは芋なのになんと生で食べられるのです。
塊根部(芋)の形はサツマイモに似ていますが、味や歯ざわりはナシのようです。果物の梨に似た、 シャキシャキとした触感で、生でサラダなどに入れることが多く、サツマイモのようにゆでたり、 煮たりはしません。せいぜいさっと油でいためる程度です。
だから果物のようにジュースにすることもできるのです。 現在調べられているあらゆる野菜の中で、最高にオリゴ糖を含んでいる魅力的な野菜なのです。 それに、食物繊維も豊富に含んでいるので、とってもヘルシーな野菜です。
また、葉茎部は1.5?1.8m(人の身長並み)も伸び、ひまわりの葉に似ています。地下部にはサツマイモのような根を、1株につき10?20個もつけます。 カテキン、配糖体(フラボノイド、多糖類)、テルペン類、ミネラル類(カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など)を多く含みます。太陽の恵みがたくさんつまった「ヤーコン」は根も葉もすべてに、さまざまな効能成分を持った神秘的で、体に役立つ野菜なのです。
ヤーコン中の成分分析
サツマイモがデンプンと食物繊維でできているのに対してヤーコンはフラクトオリゴ糖と食物繊維でできています。 デンプンはほとんど含みません。
食べた感触は、さとうきびをやわらかくした感じでした。
オリゴ糖と食物繊維だからそんな感じです。(みんなはナシみたいだといってました。)
で、『ハチ公』は、食べませんでした。
チャーシューのきれっぱしが大好物です。